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少年の株主優待ひとりごと

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PSRとは?割安株を見つける指標上級編




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今回はPSRの説明になります。

おそらくここを見ている方々は「PERやPBRは既に知っているよ」という方がほとんどかと思います。このPSRという指標はアメリカではかなり使われている指標で日本ではまだまだマイナー指標です。

元々は有名なケン・フィッシャーがスーパー株式というものを選定するのにあたって使用していた指標です。ちなみにケン・フィッシャーはバフェットの師の一人であるフィリップ・A.フィッシャーの息子です。

 スーパー株式とは

「PSR(株価売上倍率)」を活用して、一時のグリッチ(不調)で人気(=株価)を下げた「スーパー企業」を洗い出し、3~5年の間に価格が3~10倍になる銘柄のこと。

 同氏は著書の中で

PSRこそ人気を測るほぼ完璧な物差し」

「高いPSRは有毒」

「他のどんな割安指標を使うよりも、PSRが低いというのが一番市場に勝てる条件である」

とまで言っています。とは言ってもアメリカ市場と日本市場とでは共通するかは別の話ですが、知っておいて損は無いと思います。

 

PSRとは?

 

「Price to Sales Ratio」の略で株価売上上昇率を表します。

計算式は以下の通り。

 

PSR(株価売上倍率)=株価÷1株あたり売上

 

分母を見ていただくとわかるように売上と株価の相関性を図る指標です。つまり現株価が売上に対して何倍かを見る指標になります。

本来株を買う際は株価・売上・利益(営業利益・純利益)・資産などなどと見ていくと思いますが、売上を見ることでAmazonのように事業を拡大する目的のためであれば利益は無くても良いといいった投資CFが高い企業などを洗い出す事ができます。

この数値は低いと割安です。

ただし注意点としては利益率を見ていない指標になるため薄利多売業界ではPSRは低く、利益率の高い企業はPSRは高くなる傾向にあります。異業種間での比較に使用するのは有用ではありません。目安としてはアメリカでは1倍以下は割安と言われていますが、日本企業はわりとゴロゴロPSR1倍以下が存在します。同業界他社と比較して使用するのが良いと思います。短期投資向けではなく数年単位での長期投資向けの指標とも言えます。加えて売上高推移が軟調な成熟株よりも新興株向きかもしれません。

 

まとめ

 

・PSR=株価÷一株あたり売上

・PSRは低いほど割安

・異業種間比較ではなく同業種間比較で使用

・短期投資には向かず、長期投資向きの指標

・成熟株では無く新興株向き。

 

PSRが5倍の企業→今の株価の売上に対して5倍の売上期待が反映

PSRが0.5倍の企業→今の株価の売上に対して半分の売上が反映(あまり期待されてない)

日本企業ではPERなどの利益に対して株価が反映する事が多く、PSRは補助的かもしれません。しかしながら全く使えないわけでもなく、常に売上を伸ばしている成長著しい企業が株価として割高か割安かの判断基準にも使えるからです。冒頭申し上げたケン・フィッシャーの本は下記を読まれるといいかもです。

 

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