PEGレシオとは?PERを否定せよ!!
前回は騰落レシオについての記事でした。
本日は同じレシオでも意味合いの違うPEGレシオの説明になります。
前回の騰落レシオはテクニカル指標でしたが、今回のPEGレシオはファンダメンタル指標になります。
PEGレシオとは?
「Price Earnings Growth Ratio」の略で、PERを一株当たり利益成長率で割ったものです。新興市場において成長性のある有望な会社を見つけたが、PERが高くて投資するか迷っているという時などに使います。
計算式は以下の通りです。
PEGレシオ=株価収益率(PER)÷ 一株あたりの利益収益率
一般的にはこの数値が2倍以上であれば割高で1倍以下であれば割安と言われています。ポイントとしては新興市場というのがミソで、高PERの割高感を否定するための指標とも言えるPEGレシオは急成長している企業に適用しないと中々効果を発揮しません。
まとめ
・PEGレシオ=株価収益率(PER)÷ 一株あたりの利益収益率
・PEGレシオが2倍以上だと割高
・PEGレシオが1倍以下だと割安
・PERの割高感を否定するための指標
・大企業での成長性は中々見込めないため、急成長著しい新興市場での使用をおすすめ
・成長性が鈍化するとPEGレシオが発揮しづらくなる。
ちなみに計算がめんどくさいという方は楽天証券でもスクリーニングできます。上手にPEGレシオを活用ください。